11 November 2005

Continue!?

ご訪問ありがとうございます。
南米での生活を終え、ヨーロッパへ戻りました。
今後は"SEASONS FOR REASONS" http://seasons4reasons.blogspot.com
にて、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

今後ともよろしくお願いいたします。

Thanks for visiting this site.
We are back in Europe now.
Our reports from different counrties will continue with the following site;
http://seasons4reasons.blogspot.com

08 November 2005

The Last Tips for Santiago.

あと数時間でサンティアゴの住まいを出発します。

最後に2つ、サンティアゴの情報を…。

チリの先住民族アートを扱うお店がLas Condesにあります。
このお店もBambinaのお気に入りショップリスト。

クォリティーの高い、オリジナルアートや洋服をはじめとした雑貨もたくさんあります。

PURA-Artesanos del fin de mundo-
Isidora Goyenechea 3226
Laso Condes. Santiago de Chile

Phone(56 2)333 3144
contacto@purartesanos.com



  • そして、このお店の場所が分からない…という方へ。
    サンティアゴの地図検索は「Mapcity」が強い見方です!


    大好きなサンティアゴ、もっと知りたいチリ…。
    今日でお別れですが、またいつの日か戻ってきたい街。また足を運びたい国。

    正直、今回このようなかたちでチリへやって来ることができるなど、夢にも思っていませんでした。
    ここで出会った人々の優しさ、心の温かさには脱帽です…。本当に多くの人に助けられ、多くの人に笑顔を与えてもらいました。
    海外での生活、何かと肩に力が入る…ことは多いのですが、ここチリでの生活はそんな必要をほとんど感じませんでした。

    昨日、足を運んだPURAの店員さんがこう言ってくれました。
    "your smile is wonderful"
    笑顔…。この国にいると笑顔が込み上げてくるのです…。

    この街、この国が私に笑顔をくれたから、私もあなたに笑顔で『Adios!』。

    Chile on un caballo.

    chilehorse
    Kellyと見つけたこの馬。サンティアゴの場所を見るときちんと「赤い印」が!
    チリみやげのワンショット。

    07 November 2005

    Via Wi-Fi.

    サンティアゴの大通りで大騒ぎしながらの1枚。

    チリ最後の週末。
    金曜日の夕食はManuとRitz-CartonにあるWine365で、チリワインとステーキをいただいた。
    ここのワインは全部で180種類以上。チリでワインを楽しみたい方にはおすすめスポットの1つ。

    その後、Bambinaはスペイン語学校の仲間達と飲みに出かけた。
    最後の週末、仲間とのひと時を楽しませてもらった。
    とても楽しい時間だったのだけれど、おかげで週末は二日酔いと戦いながらの荷造りの日々…となった。

    今日のこの時間、Manuはすでにサンティアゴから飛び立っている。Bambinaは明日、一人でスイスへ向かう。
    そんな一人の時間がたくさんある日に限って、こういうことは起こる…。
    現在、サンティアゴ中のケーブルシステムが麻痺していて、テレビは見れるようになったが、インターネットがまだ使えない。
    現代社会の弱点だ…とつくづく思うが、インターネットなどのコミュニケーションシステムが遮断されてしまうと、それを「常」と思っている人々には混乱が発生する…。
    別に命に関わることではないので、あたふたするのは止めよう…。
    で・も…、
    とりあえずStarbucksでワイヤレスwi-fiを使ってブログ中。ここサンティアゴはこうしたワイアレスのシステムが多くのカフェで導入されていて、非常に便利だ。
    この利用時間が終わる頃には友達のKellyもこの辺りにやってくるだろうから、ちょうどいいかな。
    ←この馬はプーさん?

    実はこのStarbucksがある通りになんと「馬」が登場している。
    これはスイス・ジュネーブの牛、チュ−リッヒのテディーベア(スイスにお住まいのLindenさんのブログにジャンプします。)が街中にある風景と重なるな…。



    この週末からサンティアゴは何かとイベント続きのようだ。
    昨日はNike主催の10kmマラソンがあっていたし、夜は中心部の公園で大きなお祭りイベント…。春になって街も緑でいっぱい。でもこの気温は春をとおりこして夏かな…。

    そんな平和な話をしている一方で、今日は朝からペルーのフジモリ元大統領がチリにやって来た!という話題で地元のテレビ番組は盛り上がっている。
    なぜこんな時に…。実は先日、ペルーがチリの領土境界線を変更しようと武力行使に出始めて、大変なことになった。両国の関係は悪化中…!?なときに、亡命者がチリにやって来るなんてね。
    ペルーを亡命して日本にやってきたフジモリさん。当時は受け入れた日本政府も非難されたんだよね。
    今後の動向が気になる…。

    補足:フジモリさん、逮捕されて身柄を拘束されているようで…。実は密かに7日に日本を出発していたそうな。ペルーからは身柄引き渡しを求めて使節団がやってきているらしい。
    そう言えば、チリの元独裁大統領だったピノチェト氏、イギリスで逮捕されて拘束されて裁かれようとしたけど、無事にチリに帰ってきてご健在なのよね…。彼は壁の向こうでこの事件をどう見ているのかしら?

    04 November 2005

    Ancora.

    “Bambinaのぼやき…つぶやき”
    チリでの時間もあとわずか。

    スイスに戻るのは戻るのだけど、たった1日。
    その後すぐにイタリアへ顔見せに帰って、週明けから次の国へ。

    毎回「海外らいふ〜○○編〜」というのも面倒だ。
    と思い、ちょっと方向転換をしてみようと思う。

  • 『Seasons for Reasons』

  • (現在、調整中のため“南米編”と重複する内容がありますが、ご了承ください。)

    なんていう、ちょっと気の利いた名前をつけてみた。
    異なった土地で、様々な人と出会い、いろいろな経験をしている一瞬、一瞬に『理由-reasosn-』があるはず。
    『季節-seasosn-』が移り変わることにも大切な『理由-reasosn-』があるように…。

    注:デザイン変更をMacにて、Mozilla Firefoxのブラウザーを使って行っています。
      そのため、Windows/Macにてexplorerやそれ以外のブラウザーをお使いの方には
      正常に表示されない場合があります。
      なお、ご覧いただいた方でメインの記事欄が “下方へ押しやられている表示”
      になっている方がいらっしゃいましたら、お知らせください。
      

    Since we are moving around many places in a short time, we will make things simple.

    Bambina is still working on fixing its design. If you see any issues on our site, please let us know! Thanks.

    03 November 2005

    Susana Baca

    Susana Bacaサウンドと出会ったのは、ここサンティアゴ。
    以前の記事でも何度か登場した、wine rest-barの"Patagonia"で昼間っからワインを飲んでいる時だった。
    最初の1トーンだけで全身に電流が走った。
    一緒にいたManuも同時に顔を上げBambinaと目が合った…。
    無言の「yes」。
    そう、このCDを探そう…という合図だ。

    早速お店のスタッフにアーティスト名を尋ねる。
    "Susana Baca"....
    高音なのに深くもあり乾いたような神秘的な歌声、情熱がこもっているのに音楽そのものが人のエネルギーに沿うかのように体全体をやさしく包む。

    Susana Bacaはペルー出身のアーティスト。このCDを求めてサンティアゴのCDショップを尋ね歩くがどこも在庫なし。果てはアルゼンチンまで足を伸ばすが、ここでも手に入らず。

    やっとの思いで手に入れた彼女の音楽。
    とてもシンプルなサウンドなのに、心が熱くなる。

    今回手に入れたのはアルバム「Susana Baca」。
    文化的音楽の集大成…という感じがするのは私だけだろうか…。

    amazon.co.jpへリンクしていますので、興味のある方はどうぞ。


  • Album "Susana Baca" by Susana Baca

  • --------------------------------------------------------------------------------
    We run into "Susana Baca" in Santiago while we were drinking a glass of wine.
    High-deep and dry voice...but carry so much passion...how she sings is like telling you stories.
    Sound of TABLA(parcassion from India/Arab) makes her music more exotic.

    The songs in the album "Susana Baca" are simple but you feel more than "simple".

    If you are interested in her music, you can check it our from this link; amazon.com

  • Album "Susana Baca" by Susana Baca
  • 01 November 2005

    La Serena, Chile. Days2-3.

    この海岸の波は大きい。波の音はまるでジェット機のようだ。
    実はこの海岸、波が大きいため「海水浴禁止区域」。

    チリは春…のため水温に慣れている地元の人ぐらいしか水につかっている人はいない。
    おそらく1-3月の夏のシーズンには大勢の人で賑わうのであろう。

    日曜は2kmほど海岸を歩き、ホテルの近くにあるレストランでそれはそれはおいしい食事をいただいた。
    外観は藁葺き屋根でまさしく「ビーチ」にピッタリ。内装も落ち着いていて、お気に入りは2階のテラス。2階にはテーブルとハンモックがある。このハンモックに揺られながら波の音を聞く…。お腹いっぱいの私たちを夢心地に…。

    ここでいただいたPollo Curry-Thaiというメニューが非常においしかった。スパイスの効いたカレーで鶏肉と海老をソテーしたもので、横に添えられた何かの葉の揚げ物と絶妙に合う。
    ちなみにシェフはフランス人。この後、私たちは2日連続でこのレストランへ通うのだ。
    この他にも魚料理をいただいたが、これまたおいしい!チリの中でもtop-rateしたいレストランだ。

    Resto-Bar "Porota's"
    Avda. Del Mar #900-B
    La Serena, Chile

    陽が沈む頃、空にはヴィーナスが顔を出す。空の色と青白いヴィーナスの輝きは私たちを不思議な世界へと誘いこむようだ…。

    翌日は自転車に乗って、対岸に見えるCOQUIMBOの街を目指した。…ふぅ遠かった。
    おそらく往復20Kmは軽くあっただろう。海岸沿いをひた走る事1時間…。La Serenaの海岸沿いがリゾート地とは対照的にCOBUIMBOは市場や資材運搬の倉庫が多い。
    ここではもっとチリのローカルな側面を見ることができそうだ。

    La Serenaのちょうど向かい側に見える街で、半島になっている。実はこの前日の夕方にこの半島からモクモクと黒煙が立ち上がっていたのをBambinaが発見。
    翌日の新聞で、実はその黒煙はこの街で起こった工場火災の煙だったことを知った…。


    COQUIMBOの海岸沿いの倉庫にあるクレーン。イエロー・グリーン・レッド…この発想に思わず脱帽。

    だんだん道幅は狭くなる。坂道も続く…。
    この街を出たのは午後3時頃。遅い昼食をとるためにここからまた1時間かけて自転車でLa Serenaまで戻るのである…。おしりがいたい…。

    宿泊したホテルには屋外プール、テニスコートなどがあるが、この卓球施設は非常に嬉しかった。さすがに元卓球選手だったManuとは勝負にならんが…。(しかしこの人はいろいろやっとる…。)
    このホテル、古さはあるもののスタッフのサービス等はなかなか気が利いていた。
    今回は海側の最上階で寝ても起きても海・海・海。全室バルコニー付きでなかなかお得。
    また、マッサージもお願いしたのだがManuはあっという間に熟睡したそうな。
    夏シーズンになれば各部屋から眺められるプールバーもopenして、ますますリゾート気分が盛り上がりそうだ。
    この他、この近辺には施設の整ったリゾート地らしい『cabanas(nの上に記号がついてカバニャと発音)』がたくさんある。キッチンはもちろん、中にはテラスにBBQセットが標準設備としてついているところもある。

    La Serena Club Resort
    Av. Del Mar 1000
    La Serena, Chile
    tel:+56-51-221 262
    www.laserenaclubresort.cl

    そんなこんなで、あっという間ののんびり連休。そしてチリの良さを一層感じた休暇だった。

    There are many thing to say about LA SERENA. We can only say this..."just visit there. you will find something..." Chile is the country where has a great rich nature, extreamly warm and wonderful people.
    If you are a surfer, this will be a nice place to spend sometime with your board.

    29 October 2005

    La Serena, Chile.

    サンティアゴから北へ約400km。南半球の太平洋岸に位置する"La Serena"へ週末を過ごしに向かう。

    この週末は4連休の人が大半のため、バスのターミナルもいつもより大勢の人出のようだ。
    この日のバスは深夜の出発。約6時間後にLa Serenaへ到着した。
    到着した時にはまだ陽が昇っていなかったが、ホテルの目の前に広がるビーチは街灯に照らされ、その大きな姿を私たちに見せてくれた。

    恒例だが、今回もearly check-inをした後はすぐにベッドへ潜り込み、数時間の睡眠をとる。目覚めたのは午前11時。朝食はとらずに目の前の太平洋を眺める。
    ここLa Serenaは北にあるので多少は暖かいであろう…と思ったが、実は北極からの冷たい海流がここ南半球の海岸まで流れてくるらしく、風は冷たかった。空気 はカラッとしていてとても過ごしやすい陽気。昼間には強い陽射しがふり注いでくるため、半袖でも平気。

    海岸ではサーファー達が波を待っている。午前中より夕方の方がサーファーの数が増える。

    ブラッと立ち寄った観光案内所で『天体観測ツアー』を見つけた。こういうscienceものには好奇心旺盛のBambinaとManuはこれにしよう…と早々決めていた。
    が…、ここの案内所のオーナーであるおじさんは長話…。気づいたら1時間もいろいろなツアーの説明を受けていた。

    午後7時にオーナーの息子クリスチャンが私たちをホテルに迎えに来てくれた。
    他にドイツ人とチリ人の男性も加わる。目的地はLa Serenaから車で1時間ほど行った山にあるMamalluca天文台。
    実 は、チリは天文学研究のメッカである。というのは世界で2カ所しかない(1つは米国ハワイ州・マウイ島)天体観測望遠鏡を備え持つのがチリ。そしてここ La Serenaの周辺はその中心部なのである。なぜか…?それはこの土地の持つ独特の気候が天体観測に最適だからである。
    まず、1年のうち天候の良い日は300日以上。北からの冷たい海流のおかげで天候の良い日が続くのだ。そして、乾燥した空気。地上から天体を観測するには最適の大気環境だそうだ。

    さて、乾燥した山々、ワイン農園、ピスコ農園(チリのお酒)を横目にひた走る。
    そして、到着した天文台で私たちは「未知の世界への旅」に出かけた。

    上の写真では非常に見にくいと思いますが、これは観測所から空をとったもの。小さい白い点が見えますか?(パソコンの画面についているホコリではないですよ〜)これは金星。
    肉眼では丸く見えるのですが、この日の金星は「半月」型。
    このほかにも天の川(milky way)の様子、南半球の天体を観測。一番驚いたのは「蝶々」を象ったような星の集まりが存在すること。肉眼では星雲にしか見えないのが、望遠鏡ではその1つ1つがはっきり見える。
    でもこうした星と星の間は気が遠くなる距離…。何万光年…と言われても想像すらできない。
    私たちが見ている、とある星雲の光は実は3万年前の物で、その星雲はすでに存在していないのかも…。
    空を見上げているとスっーと流れ星が!この日は4つも肉眼でとらえる事ができた。
    一緒に参加した人たちからも「わっー」と歓声がわく。
    この日、火星と地球の距離は一番近かった。1分1分ごとに空へ躍り出る火星の様子は興味深かった。
    11月は獅子座流星群の季節。15日から22日の間と言われているが、この間のなかでも流星群が一番多い日があるはず。
    Bambinaも数年前に友人の「look at the sky! it is really crazy!」という電話で明け方の4時に起こされ、この流星群を目にした一人である。これは本当にすごかった。
    あ〜、この流星群をこの観測所で見れたらどんなに良いだろう…。

    この日は大きな海、壮大な宇宙を全身で感じられた素敵な日となった。