02 October 2005

サンティアゴは雨…

大通りを走る車の音で目を覚ました日曜日。
「あっ雨だ」とちょっと嬉しい気持ちの朝。

サンティアゴに来て約1ヶ月、ようやく今日はじめてサンティアゴで自前の傘を開きました。
何も予定を立てていない日曜日の雨は、私たちを家でのんびりさせてくれる好材料。

部屋でクッキーをほおばった後は、近所のカフェへ。
Manuは村上春樹のDance Dance Dance を読み(本はイタリア語訳です。)、Bambinaはスペイン語の勉強。
のんびり1時間ほどを費やし、近所を散歩して部屋へ戻る。

2006年の年始は日本にいる予定なので、日本発で東南アジアに行こうと計画中。
そのため、いろいろ航空券やパッケージを探すために時間を費やした。
ふと思ったのだけれど、東南アジアでの旅に一人10万費やすのならば(うち半分は航空券代だし…)、日本の素敵な温泉で時間をゆっくり贅沢に過ごす手もあるな…とManuに話してみた。
結局、年始の旅行をどうするかはまだ宙に浮いたまま。
今年は私たちにとって「長い冬」が続くため、温かい思いをしたい…。
北半球の8月の真夏から南半球の冬へひとっ飛び...次に北半球に戻っても冬…だもんね。

支出計算をしている間に、地下でお洗濯。このアパートホテルは1人で洗濯機も乾燥機も2台づつ占領できるのでありがたい。
ここへ来て気づいたのだけど、どうもスイスでの「お洗濯1週間に1回」(詳しい話は海外らいふ〜スイス編〜6月17日(金)の記事ルーティンが身に付いたらしく、以前のように洗濯に神経質にならなくなった(ように感じる)。

夕食はハイアットリージェンシーにあるタイ料理を食べに行くつもりだったけど、外の寒さを理由に家でサワーリゾットピラフを食べた。
ここに来てBambinaが作り始めた料理なのだけれど、Manuがとても気に入ってくれて今日は彼が作ってくれた。

1.タマネギ、ニンニクをのんびりいたる。(プリメベーラ風なら解凍した冷凍ベジタブルミックスも入れ  る。)
2.リゾット米500g(さっと水で洗っておく)を1のお鍋にいれてさっと炒める。
3.ブイヨン(2lくらいの水にマギーブイヨンなどをお好みに合わせて調合してください。)をつくる。
.オーブンを温めておき、耐熱皿にツナ(オイル漬け缶がbetter)とオリーブオイルを絡めておく。
4.耐熱皿に1、2の材料を入れ混ぜ合わせる。

ーーここでおいしくするコツ。混ぜ合わせた「4」をしばらく室温で冷ますと一層おいしくなります。ーー

5.4のお皿に2のブイヨン(できるだけ低い温度で)を加える。(ただし、さいしょから全分量をくわえず、1lくらいからスター ト)
6.220〜250度くらいのオーブンで15〜20分お料理します。途中でリゾット米の具合を確かめて  必要に応じてブイヨンを加える。
7.あとはお好みのリゾット米の固さになったら出来上がり。
8.レモン汁を加えるとさっぱりいただけます。また、冷やして食べるとサラダ風にもなります。


そうそう、金曜日にはハイアットリージェンシーに入っている「MATSURI」で日本食をいただいた。
天ぷらの加減が良く、茶碗蒸し、お味噌汁も上品な味に仕立ててあって、ひさびさの○印を差し上げたい。

天ぷらうどんもいただいたのだけど、神戸の御幸通7丁目、三宮ビル南館の地下1階にある「さぬきうどん 土井」の天ぷらうどんにかなうものはない…とManuが言う。
その後「あ〜土井のうどんが食べたい〜」とManuと二人でしんみりするのでした。
こう書いている今も、あのおいしい香りと味が思い出される…。

1 comment:

Marinka_ilmondo said...

村上春樹の本はほとんどイタリア語に訳がされていて、イタリアの書店に並んでいます。あと吉本ばななの本もイタリアで人気です。

温泉いいですね〜。寒い所にいると温泉が恋しくて仕方がないです…